木の葉天目

木の葉天目とは、中国栄代に焼かれた天目茶碗の一種で、器の表面に木の葉(落葉樹の葉脈の厚い椋の葉)の模様が焼き付いているもです。
天然の木の葉は成分が安定しにくく、発色し難いのが現状です。そこで葉の色を強調するために、金彩に使う金液をあらかじめ葉に塗っておくことで失敗が少なくなります。又、生の葉を焼成すると、表面積は約半分になり、皺になったり、めくれたり、丸まってしまったりして、葉形が悪くなりますので、注意が必要です。
今回、陶芸教室では木の葉を器に失敗なく焼きつける方法と注意点をデモンストレーションを交えながら紹介します。
写真は、陶芸教室サンプル作品の一部です。