天目とは中国の天目山という山の名称です。この山にある仏寺にて修行していた僧たちが使用していた建盞(宋代のときに建窯で焼かれた器)を日本に持ち帰り、天目茶碗と呼ぶようになりました。
天目釉は釉の性質や窯のたき具合により、さまざまな釉調があり、その名称も数多くあります。曜変天目を初めとして、油滴天目、禾目天目、玳皮天目、梅花天目、木の葉天目等があります。
今回は、油滴天目釉の使い方と天目茶碗の作り方をデモンストレーションを交えながら各クラスごとに紹介をします。
陶芸教室では、茶油滴、赤油滴、銀油滴の3種類の油滴天目釉が用意されております。酸化焼成はもちろん事、酸化焼成後さらに還元焼成することにより6種類の仕上がりを楽しむことが出来ます。
写真は、陶芸教室サンプル作品の一部です。