ラスターとは陶磁器の表面に薄い金属の膜を作り、光の当たり方によって、虹彩(ラスター)を生じさせる技法です。
9世紀のペルシャ陶器に、既にこの技法がみられ、その後エジプトで生産されたのち12~13世紀に再びペルシャにおいて全盛期を向かえたと言われ、イスラム陶器の代表的なジャンルとして確立されました。
現在では各種金属を使ったさまざまなラスター彩がありますが、今回は伝統的な銅ラスター彩を中心に紹介します。
陶芸教室では、銅ラスターや液体絵具の使い方の注意点をデモンストレーションを交えながら紹介していきます。
写真は、陶芸教室サンプル作品の一部です。