本焼や赤絵が終わった陶磁器の表面に、金液やパラジウム液(銀液)を使って金や銀などの金属を焼き付ける技法です。陶芸教室では、作陶の方法をデモンストレ…
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今回は高価な金液やパラジウム液(銀液)の代わりに雲母金や雲母銀の金属を焼き付ける技法です。雲母金や雲母銀とは、鉱物の一種である雲母の光り輝く性質を…
スリップウェア(墨流し)とは泥奨状の化粧土を素地に掛け、さらにその上から他の泥奨状の化粧土で模様を描いた陶器のことです。文字通り作品の上で化粧土が…
志野は桃山時代に美濃地方で焼かれた日本を代表するやきもののうちの一つです。釉薬は長石単味ながら多様な焼き方があるやきもので、絵志野、紅志野、赤志野…
ラスターとは陶磁器の表面に薄い金属の膜を作り、光の当たり方によって、虹彩(ラスター)を生じさせる技法です。9世紀のペルシャ陶器に、既にこの技法がみら…
室町時代から桃山時代にかけて銅を発色剤に使った日本では初めてとなる高温焼成の緑釉(青釉)が開発され、この釉薬を古田織部が好んだところから、青織部釉…
直火にかけられる土を使って、調理器具をつくる紹介です 。今回用意した土は従来の土より耐火性に優れ一般的な鍋料理のほかに、無水調理や陶板焼きの器をつく…
ピンク釉とブロンズ釉は、イギリスの陶芸家ルーシー・リーの作品の一部に見られる技法のひとつです。ピンク釉はあらかじめ釉薬に、ピンク顔料を入れずに、下…
陶芸での象嵌は、釉や色の粘土や化粧土などを使ったいくつかの種類があります。今回は磁器土に線彫りして呉須などの化粧土を使った象嵌を紹介します。陶芸教…
陶器の表面に、カヤ布と白化粧を使って、布目をつける技法です。従来化粧土の使い方は粉引、刷毛目、象嵌などが伝統的な方法として知られていましたが布目化…
緋襷は、作品に稲藁を巻きつけたり、掛けたりして意図的に緋色をつけることができますが、技法の性質上、側面などにつける細かい模様には適しているわけでは…
銅を使った練り込みは、イギリスの陶芸家ルーシー・リーの作品に見られる技法の一つです。粘土自体に混ぜた銅が、釉薬に色を滲ませるのが特徴です。そのため…