蛍手と呼ばれているのは、透かし彫りをした素地に釉薬を埋め、そのまま焼成することで、透光性のある文様が表現できます。蛍が光るところに似ているためです…
続きを読む
本焼の終わった作品に800℃前後で焼成して上絵具を焼き付けることを上絵または色絵と呼んでいます。上絵具は焼成温度が低いため鮮やかに発色するのが特徴で特…
いよいよ鍋料理の恋しくなる季節が近づきました。自分で作った土鍋や炊飯鍋で鍋料理等を楽しみましょう。今回用意した粘土は耐熱土鍋土で、白土と赤土の2種類…
天目とは中国の天目山という山の名称です。この山にある仏寺にて修行していた僧たちが使用していた建盞(宋代のときに建窯で焼かれた器)を日本に持ち帰り、…
象嵌とは、素地に別の素材をはめ込むという意味です。本来は金属工芸の技術の呼称でしたが、近年は陶芸にも多用されています。白化粧を施した白土や磁器土の…
信楽は無釉の焼締め陶が特徴で、素地に鉄分の少ないざんぐりした荒めの土を使用しているところが他の焼締め陶とは一線を画すところです。本来は半地上式の薪…
緋襷は岡山県の備前焼に多く見られる技法で、もともとは窯詰めの際、作品同志の保護と熔着を防ぐ目的で稲ワラを巻いて、そのまま焼成したために稲ワラに含ま…