本焼の終わった作品に800℃前後で焼成して上絵具を焼き付けることを上絵または色絵と呼んでいます。上絵具は焼成温度が低いため鮮やかに発色するのが特徴で特に1250℃の本焼では発色しにくい赤色も安定して得ることができます。
伝統的な基本色は赤、青、黄、緑、紫の5色です、このうち赤色と他の4色は取り扱い方法が異なります。赤色は「赤絵」と呼んでいます。他の4色は赤絵と区別して「玉釉(たまぐすり)」と呼ばれています。
陶芸教室では、テストピースおよびサンプル作品が用意されてますのでそれを見ながら色を決めることができます。上絵の方法などはデモンストレーションを交えながら各クラスごとに紹介して行きます。
写真は、陶芸教室サンプル作品の一部です。